BBQ AI朝刊

2026.10.05 MON

毎朝のAIニュースを、わかりやすく。誰にでも関係する話は「かんたん」、すぐ使える小技は「テクニック」のタグで探せます。

今日の3行

  1. Googleの「スキル」が今日からWorkspaceで順次展開。Gemの置き換えになるので、定型プロンプトの整理どき。
  2. Figmaのデザインエージェントが明日(10/6)正式リリース。AIクレジット消費の対象になる点に注意。
  3. OpenAIのGPT-6.1 Solは上位モデルの1/5の価格。社内ツールや自動化を回すコストがまた下がる。

実務に直結

制作・広告・デザイン
実務Google Workspace

Geminiに「スキル」登場。Gemを置き換える再利用プロンプト機能

Gemini アプリとWorkspaceに、特定タスク向けの指示を保存して使い回せる「スキル」が追加される。Workspaceでは10月5日から、Geminiアプリでは10月13日から順次展開し、11月中旬に完了予定。将来的にGemの役割を引き継ぐ。

出典:Google Workspace Updates

実務Figma

Figmaのデザインエージェントと「Weave」ツールが10月6日に正式版へ

キャンバス上でデザインシステムに沿って直接編集できるAIエージェントと、画像・ベクター生成のWeaveツールがベータを終えて一般提供になる。正式版以降は、Figma Makeなどと同じAIクレジットから消費される。

出典:Figma ヘルプ「AI credit updates FAQ」

実務Google Ads

AI Maxへの自動移行が進行中。完全一致・フレーズ一致でもAIモードに広告掲載

9月1日から対象の検索キャンペーンがAI Max for Searchへ自動移行。9月9日以降は通常の検索キャンペーンの完全一致・フレーズ一致キーワードもAIモードにテキスト広告を出せるようになった。カスタマーマッチは10月からIPアドレス等を含む8列形式で照合率改善が見込まれる。DSAの自動移行は2027年2月に延期。

出典:Common Thread Collective「Every Google Ads Change in 2026」

実務Anthropic

Claude Codeに「Mods」。TypeScriptで挙動を自由にカスタマイズ

10月1日、Claude CodeをTypeScriptの「mod」で拡張できる機能が発表された。プロンプトの書き換え、ツール実行のブロックや再試行、権限判断までコードで制御できる。

出典:Claude Blog(Product announcements)

業界の主要ニュース

モデル・製品・企業
業界OpenAI

DevDay 2026:GPT-6.1 Sol、エージェントのPC操作、クラウド版Codex

GPT-6.1 Solは上位のGPT-6 Astraに近い性能を、標準料金の1/5(入力100万トークン2ドル、出力10ドル)で提供。Agents APIは画面操作(computer use)に対応し、Codexはクラウド環境でも動くようになった。常時稼働型エージェント「dots」も発表。

出典:InfoQ「OpenAI DevDay 2026 Recap」

業界Google

Gemini 4 Argon公開。脆弱性を自ら見つけて直す最上位モデル

Googleは最上位モデル「Gemini 4 Argon」をリリース。まずサイバー防御の担当者向けに提供し、その後有料APIとGoogle AI Ultra契約者へ広げる。最大100万トークンの出力に対応し、脆弱性の探索・検証・修正を自律的に行える。

出典:AI Weekly(2026-10-01号)

業界Microsoft

Microsoft 365 CopilotにClaude Sonnet 5.5とGPT-6.1 Solが搭載

9月30日から、Microsoft 365 CopilotでAnthropicのClaude Sonnet 5.5とOpenAIのGPT-6.1 Solの展開が始まった。Word・Excel・PowerPointなどOffice製品の中で複数社のモデルを使い分けられる。

出典:AI News JAPAN(2026年10月3日)

業界Apple

macOSが「フルディスクアクセス」を厳格化。AIエージェントの暴走対策

AIエージェントが利用者の明確な同意なく個人データにアクセスした事例を受け、Appleがフルディスクアクセスの制御を強めた。

出典:AI Weekly(TechCrunch報道の要約)

規制・安全・訴訟

押さえておく動き
規制Google / 米連邦地裁

GoogleのAI Overviewsをめぐる独禁法訴訟、CheggとPenskeの訴えを棄却

検索結果のAI要約でトラフィックを奪われたとする出版社側の訴えについて、連邦裁判所は「出版社の期待だけでは独禁法違反は成立しない」として棄却した。

出典:AI Weekly(Engadget報道の要約)

規制OpenAI

カリフォルニア州司法長官がOpenAIに召喚状。安全性をめぐる議論も過熱

10月1日、カリフォルニア州のボンタ司法長官が、AIモデルが関わったサイバーセキュリティ事案の調査としてOpenAIに召喚状を出した。サム・アルトマン氏はリスク観でAnthropicとは「大きな隔たりがある」と発言。人気YouTuberらはAI開発の減速を求める「#TeamHuman」を立ち上げた。

出典:AI Weekly(2026-10-02号)/AI Weekly(10月5日)